ピュアFCが県チャンピオンになった９年前（サークルＫカップ（現しんきんカップ））と８年前
（静銀カップ）の後に、ひょんなことからお手伝いとしてコーチの真似事から始めた自分は、当然
のことながら県チャンピオンがどのようなものか体感したことはなく、第２９回しんきんカップで
中部支部予選から選手と一緒に一試合ずつ頂上を目指して戦い、そしてとうとうその頂上にたどり
着いたのでした。

中部支部予選では大事な試合の前に選手の捻挫がありました。その試合、前半１点先制されてしま
いますが、後半に選手全員でまず１点返し、そして捻挫の選手が身体を張ってファウルを貰い、そ
のFKを仲間が決めて逆転するというドラマがありあました。 

県大会１リーグでは、初めての県大会のため、極度の緊張から選手全員動きがロボットのようでし
た。かく言う自分も実は選手同様なぜか緊張か解けず、ひょっとしたら自分の緊張が選手に伝わっ
てしまっているのではないかと思うほどでした。１勝２分け、総得点差で１位通過という、これま
たドラマがありました。 

そして…、優勝という素晴らしい結果にはなりましたが、決勝トーナメントでもゴールしないとい
けない場面で決めきれないなど、まだまだ改善の余地が多くありました。チビリンピック東海大会
までの約１ヶ月半、もう一回新たな気持ちでスタートを切り、まだ見たことのない、雲の上にある
頂上を目指して選手と一緒に一生懸命練習して、頑張って努力をし続けたいと思います。 

最後に、４種は選手、コーチ、父兄が三位一体となって同じ方を向いて活動しないと運は向いてこ
ないと思っています。今回のチームはそれができた最高のチームでした！関係者全員の力による成
果です。本当にありがとうございました！


おまけ
TVの優勝監督インタビューで「優勝の味は？」と聞かれて、安堵と疲労により憔悴して思考停止
状態だった自分は「…味！？味ですか…？うーん…んー…（苦いじゃないし…）、えもいわれぬ…
（と、言いかけて止め）、いや、何とも言えない味です。まだうまく整理できていません」とい
うような、TV的には最悪の回答をしてしまいましたが、少し落ち着いてきた今ならこう言います。
「混じりけの無い、ピュアフットボール100％の味です！」
まあ、どちらもカットですかね…。okd